こんにちは。ワークイズ代表の桑原 祐介です。
先日、ある方からご相談をいただきました。
キャリアに関するご相談ではありませんでしたが、約4時間のほとんどの時間、その方は泣いていました。
それほどつらかったのだろうと思います。
その方は、普段一緒に遊びに行ったり、よく電話でしゃべったりするような距離の方ではありませんでした。だから、「相談があります」と連絡を下さるまでに、相当な迷いがあったことと思います。何度も何度も、話そうか、やめようか、こんなことを話したら迷惑になるのではないか、やはり自分で解決すべきか、等々……
でも、その方は決心して、メッセージをくださいました。
そして、一緒に出口を探しながら、少なくとも「道」は見えたと思っています。
4時間は長いと感じるかもしれませんが、本当に悩んでいる人にとってはあっという間の時間です。
それだけ、心にたまってしまった思いもたくさんあったことでしょう。
相談者の方は、「ありがとう」と何度もおっしゃてくださいました。
でも、相談を受ける僕も、気持ちは「ありがとう」なんです。
自分を頼りにしてくれたことはもちろん、いろいろな迷いの中、勇気を出して、相談の声をあげてくれたことにも「ありがとう」と感じます。「よくご相談に来てくださいました」と、心から思うのです。
そして、ご相談者の方が笑顔になってくれたことも「ありがとう」なんです。「うれしい」の方が近いのかもしれませんが、言葉になると、なぜか出てくるのは「ありがとう」。どうしてなんでしょうね。
いつもありがとう!