こんにちは。ワークイズ代表の桑原 祐介です。
4/17付朝日新聞に、「受注しすぎて減益」という記事が出ていました。
曙ブレーキ工業が、ある米国自動車メーカーから計画よりも2%多い発注を受けたため、クリスマス休暇中も工場を稼動させることになり、残業代がかさんだのが理由というもの。これによって、2015年3月期の営業利益は、前年比-50%にもなってしまったというのです。
受注増に応えるために日本で製造された製品を輸送するなど、コストもかかったようですが、主要因は休暇中の残業手当の増加によるものだったそうです。やはり人件費は重い、ということを改めて見せ付けられたニュースではなかったかと思います。
少ない人員で仕事をこなすには、効率とスピードが必要です。
けれど、この「効率」「スピード」が、人によって、また会社によって、かなり異なっています。
そのあたり、転職経験者はよくご存知かもしれません。
「利益があがらない」と嘆く中、効率がよくない会社、スピード感に乏しい会社を見かけることがあります。
世間の水準まで上げれば、もっと利益もあがるだろうし、もっと残業も減らせて、早く帰れるようになる可能性が残されているはずです。
「もっと利益をあげなくては」「もっと残業を減らさなくては」と考える企業やその社員は、苦しんでいるだろうと思います。
自分が持っているものがもし、お役に立てるのなら、それを全て手渡したいと思うのです。
やり方は、ちゃんとあります。残業ゼロで増収増益を何十年も続けている会社は、事実存在するのですから。