こんにちは。ワークイズ代表の桑原 祐介です。
少し前の記事ですが、4月17日(金)の朝日新聞朝刊に、「ゼネコン、作業員囲い込み」という記事が載っていました。
人手不足が深刻になり、下請け会社の作業員が公的資格を取得した場合、報奨金を支払ったり、手当てを今まで以上に支給したりするというものです。
報奨金の額は大きく、最高で15万円という企業もあるとのこと。事態の深刻さが伺えます。
僕自身は面談を通じて離職率を下げたいと考えています。働く個人レベルの悩みは尽きず、自力で解決できずに苦しんでいる人や、自力で解決はできるものの、誰かに聞いてもらいたい、という人もいます。
ただ、一方で僕は研修講師としての一面もあり、人材を育成する立場でもあります。「一人前の仕事ができなければ企業には残れないし、食べていくこともできない」ということも強く感じています。
だから、時には厳しいことも言わなくてはなりません。
その両面を持ちながら、企業と人、両方に貢献したいと考えています。
人材が不足しているという話を、今日もある経営者から聞きました。
企業から見れば、今いる人材を会社に残さなくてはなりません。
そして、今いる人材を、育てなければなりません。
個人から見れば、必要とされる人材にならなくてはなりません。
その間に、橋を架けたいのです。