2015年06月30日

アンドロイドの接客が人間を超える日

こんにちは。ワークイズ代表の桑原祐介です。


先日の深夜番組で……
アンドロイドが高島屋の洋服販売の接客をしたところ、人間の販売員と比べても上位に入る成績を残したというレポートを見ました。
また、マツコロイド(マツコ・デラックスそっくりのアンドロイド)が通販番組に出演したところ、普通に人間が出演するのと同じ売上を上げてしまったという実験も放送されていました。

 
これって……...
もしかすると、10年20年先には、コンビニの店員やお店の販売員としてアンドロイドが導入される、そんな可能性を示した実験ではないかと思っています。
それも「人間の接客よりも劣るけれどガマンして」ではなく「下手な人間を雇うよりずっといい」という感覚で、という話です。
 

人間にしかできないことを身につけていかなければ仕事がなくなってしまう……そんな怖い世の中が本当に来てしまうのかもしれません。10年20年先といえば、まだ僕でさえ働いている時代です。ましてこれから就職しようという学生さんや、まだ若い方々は、それらと競合する時代のほうが長くなる可能性さえあると考えるべきでしょう。
エンプロイアビリティについて、本気で個人個人が考えていかなければならないのだと思います。途方にくれる方がいらっしゃったら、是非ご相談ください。いろんなことをお伝えできると思っています。一緒に出口を探しましょう!
posted by work-is at 23:08| Comment(0) | 仕事全般

2015年06月29日

「企業内人材育成推進助成金」セミナを聴いて

今日は企業内人材育成推進助成金のセミナに参加してきました。

 
教育訓練・職業能力評価制度に関する助成の他に、キャリア・コンサルティング制度助成もあります(あと1つ、技能検定に関する助成があります)。
キャリア・コンサルティングに関する活用マニュアルを読むと、「継続的な人材育成」
「働こうとする意欲を高める」
「仕事のやりがいや向上心を高める」
「生産性を向上させる」
といった言葉が並んでいます。

 
セミナの中では、早期離職の問題にも触れていました。
これまで私は、離職率を下げることで企業の生産性向上につなげられることや、面談をすることで仕事のやりがいや向上心が高められることをずっと訴え続けてきましたが、やっぱりこの方針で間違っていなかったのだと改めて感じました。

 
キャリア・コンサルタントとしてこの事業に関わる場合は、「キャリア・コンサルタント有資格者」であると同時に、ジョブ・カードが発行できる「登録キャリア・コンサルタント」である必要があります。
(ちなみに私は両方の資格を持っております)
企業と社員が共にWin-Winになることを目指す、という考え方は、未だに「そんなの無理だ」と言われることもありますが、少しずつ世の中に浸透し始めていると感じます。いい会社、いい社員たちが、お互い磨きあって伸びていける仕組みや、モチベーションの高い社員が評価される仕組み、そして社員のモチベーションを高めることで成功する会社がもっともっと増えて、世の中のスタンダードになればいいのに、と思っています。
posted by work-is at 20:15| Comment(0) | 日記