2015年07月08日

出る杭を打つのは誰なのか?

こんにちは。ワークイズ代表の桑原 祐介です。


「お金を掛けて研修したのに、なかなか学んだことが定着しない」という声をよく耳にします。
定着しない理由はその組織ごとにいろいろあるのですが……

 
1つ挙げられるのは、社内で「定着させよう」という意識が希薄なケースでしょう。
たとえば「出る杭は打たれる」風土を変えなければ、研修で学んだことを発揮するのはかなりの勇気が必要になるでしょう。そうした風土を放置したままで「研修の効果が出てこない」のは、当たり前といえば当たり前なのです。

 
研修で学んだことを定着させ、発揮できるようにするためには、会社の風土を変えなければならないことが間々あります。
たとえば「出る杭は打たれる」風土なのであれば、誰が杭を打ってしまうのかによっても処方箋が変わってきます。組織の成長を阻害する要因を見つけ出し、それを変えていくことで、まじめに向上しようとする社員さんたちが評価される組織にしていく、そんなお手伝いをしたいと思っています。
posted by work-is at 20:59| Comment(0) | 仕事全般

2015年07月07日

不満は出さないより出させた方がいい

こんにちは。ワークイズ代表の桑原 祐介です。


ある会社の研修で、従業員同士のディスカッションがとても盛り上がり、会社に対する不満がたくさん出たことがありました。

その日の研修日報で、ある方が「こんなに不満が噴出して、ウチの会社は本当に良くなるんでしょうか?」というコメントを書いてくださったのですが……

僕は、不満が出るということは「社員の改善意欲は死んでいない」ということだと思うのです。

その不満が正しいか身勝手かは別として、不満を抱いた社員さんの心の中にそれがあるのは事実。ならば、手法はどうあれ、その不満は解消しなければなりません。「不満を持って当然」であれば、会社はそれをどうにかして改めなければならないでしょうし、「身勝手」であれば、その社員さんに、それが身勝手であることを悟ってもらわなければならない……事は単純ではありませんが、それをやらなければ、社員のモチベーションを保つことはできません。言い換えればそれは「納得感」のある職場をつくれるかどうか、ということなのだと思います。

不満が口に出る職場は、まだ健全なのです。なぜなら、それをきっかけに「ではどうすればよいか」を考えることができますから。
不満が抑圧されてしまうほうが、よほど怖いことでしょう。改善を諦めた社員は黙って辞めていくでしょうし、ものを言わず、黙って会社にぶら下がることを選んだ社員だけが残っていくでしょうから。

いい会社、いい職場をつくりたいです。そのために、社員さんと面談をして、毎日でも不満を聞いて、そして「ではどうするか?」を、お世話になる会社と共に、そして社員さんと共に、考え続けたいのです。
posted by work-is at 23:09| Comment(0) | 仕事全般

2015年07月06日

駐車場にて

こんにちは。ワークイズ代表の桑原 祐介です。


先日、駐車場にて……
僕の前の車が、駐車スペースを発見し、車を停めようとしたので僕が停車して待っていると、後ろからクラクションを鳴らされました。
こちらがミニバンに乗っていたので、僕の前の車の状況が見えなかったのでしょう。
ふと……世の中の「怒り」って、こんな風に誤解から生まれるんだろうなぁと思ってしまいました。

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と、ここまで書いて、さらに考えてしまいました。
もしかしたら、僕は停車していたからクラクションを鳴らされたのではなく、僕は何かマズイことをやらかしていて、それで鳴らされていたにもかかわらず、気づいていないだけだったのかもしれない、と……
考えすぎでしょうかねぇ。
posted by work-is at 18:16| Comment(0) | 日記