2015年07月09日

耐える機会が少なかった?

こんにちは。ワークイズ代表の桑原 祐介です。

僕が今、仕事で使っているPCは、ノートPCなのにHDDが2台積んであります。
正確にいうと、片方はSSDなのですが。


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SSDはやっぱり速いです。Win7が20秒で立ち上がってくれます。
これに慣れると、HDDから起動するPCにイライラしてしまうのですが……

ふと、今の若い人たちが「精神的に弱い」ということも、こうしたことの積み重ねによってできた面があるのではないか、と思いました。
万事にわたって便利になったことで、人はガマンする場面も減りました。もしかしたら、世の中が快適になり過ぎたために、若い人たちから「ガマンする」「耐える」という機会を奪ってしまったのではないかと思うのです。
その結果、会社をすぐに辞めてしまったり、仕事で追い詰められると無断欠勤して逃げ出したりする人が出てきてしまったのだと。

江戸時代にはみんな歩いて江戸まで行きましたが、車も新幹線もある今、東京まで歩く根性がある人は稀でしょう。
便利になる、ということは、そういうもののような気がするのです。

だからといって、精神的に弱いままではいろいろ不都合もあります。自立するまで、少しだけ「支え」が必要で、そしてその「支え」は一時的なものであることを、支える側も、支えられる側も意識することが必要なのだと考えています。

耐える経験が少なかったのでは、耐える術もわからないはず。
そのまま野に放ったら、酷な気がするのです。
posted by work-is at 21:14| Comment(0) | 仕事全般