こんにちは。ワークイズ代表の桑原 祐介です。
最近、キャリア・カウンセリングって難しいなぁ、と感じる場面が何度かありました。
学生さんたちと話をすると、この時期になっても尚、「自己分析がしっかりできていない」「志望動機がまとまっていない」4年生が少なくないことに驚かされます。
その原因はいろいろなところにあるのだと思いますが、面談をしていて感じるのは、限られた時間で本質に迫る難しさと、やはり限られた時間で学生さんたちに得心してもらうことの難しさです。
その原因はいろいろなところにあるのだと思いますが、面談をしていて感じるのは、限られた時間で本質に迫る難しさと、やはり限られた時間で学生さんたちに得心してもらうことの難しさです。
正社員で働いた経験のない学生さんたちに、正社員で働く大変さや責任の重さを得心してもらうのは、学生さんたちが行ったこともない国について話をし、それだけでリアルに伝えるのと同じくらい難しいと感じます。
しかも、それを限られた時間内に、自己分析や志望動機にも目を向けながら行わなければなりません。
しかも、それを限られた時間内に、自己分析や志望動機にも目を向けながら行わなければなりません。
ある種の学生さんたちには伝えようとしても伝わらないのではないか、と思うこともあります。
むしろ入社してから心が折れないよう、そっちの方向で手当てを行い、3年、5年、10年と働き続ける中で自分自身の経験によって得心してもらうしか手段がない、そういう性格の方もいらっしゃいます。
むしろ入社してから心が折れないよう、そっちの方向で手当てを行い、3年、5年、10年と働き続ける中で自分自身の経験によって得心してもらうしか手段がない、そういう性格の方もいらっしゃいます。
また一方で、自己効力感が非常に低い学生さんにも、時々出会います。
「自分には取り得なんてありません」
「みんなのように明るく振る舞うなんて、私にはムリです」
「誰にも好かれない自分なんて採用されないでしょう。みんなから好かれている人たちとは違うんです」
「自分には取り得なんてありません」
「みんなのように明るく振る舞うなんて、私にはムリです」
「誰にも好かれない自分なんて採用されないでしょう。みんなから好かれている人たちとは違うんです」
こういう学生さんに会うと、(それだけが原因だとはもちろん断言できないのですが)家庭環境や親がどんな人だったのか、縁のあった学校(幼稚園も含めて)の先生がどんな人だったのか、つい考えてしまいます。
みんなみんな、いいところはあるのにね。
それを見せてもらえなかったのはとても残念です。
それを見せてもらえなかったのはとても残念です。
でも一方で、残念がっていても仕方ないのです。
見せてもらえなかったのなら、自分で見にいかなくては。
「自分で見にいくんだよ」ということを伝えていかなくてはなりませんね。
見せてもらえなかったのなら、自分で見にいかなくては。
「自分で見にいくんだよ」ということを伝えていかなくてはなりませんね。
キャリア・コンサルタントって、キャリアに関する話をしているだけではないのです。
その人の生い立ちから行く末まで、生涯にわたって見渡す視点が必要となります。
その人の自由な生き方を阻害している「こだわり」「決め付け」「思い込み」があれば、それに気づいてもらうことも大切な仕事だと思っています。
その人の生い立ちから行く末まで、生涯にわたって見渡す視点が必要となります。
その人の自由な生き方を阻害している「こだわり」「決め付け」「思い込み」があれば、それに気づいてもらうことも大切な仕事だと思っています。
結局、キャリア・コンサルタントとは資格の名前に過ぎないのだと思っています。
為すべきことは、その人がその人らしく生きていけるよう、ご相談の中でトータルサポート(リファーも含め)をすることなのです。
まだまだ精進しなくてはなりませんね。
為すべきことは、その人がその人らしく生きていけるよう、ご相談の中でトータルサポート(リファーも含め)をすることなのです。
まだまだ精進しなくてはなりませんね。