2015年06月29日

「企業内人材育成推進助成金」セミナを聴いて

今日は企業内人材育成推進助成金のセミナに参加してきました。

 
教育訓練・職業能力評価制度に関する助成の他に、キャリア・コンサルティング制度助成もあります(あと1つ、技能検定に関する助成があります)。
キャリア・コンサルティングに関する活用マニュアルを読むと、「継続的な人材育成」
「働こうとする意欲を高める」
「仕事のやりがいや向上心を高める」
「生産性を向上させる」
といった言葉が並んでいます。

 
セミナの中では、早期離職の問題にも触れていました。
これまで私は、離職率を下げることで企業の生産性向上につなげられることや、面談をすることで仕事のやりがいや向上心が高められることをずっと訴え続けてきましたが、やっぱりこの方針で間違っていなかったのだと改めて感じました。

 
キャリア・コンサルタントとしてこの事業に関わる場合は、「キャリア・コンサルタント有資格者」であると同時に、ジョブ・カードが発行できる「登録キャリア・コンサルタント」である必要があります。
(ちなみに私は両方の資格を持っております)
企業と社員が共にWin-Winになることを目指す、という考え方は、未だに「そんなの無理だ」と言われることもありますが、少しずつ世の中に浸透し始めていると感じます。いい会社、いい社員たちが、お互い磨きあって伸びていける仕組みや、モチベーションの高い社員が評価される仕組み、そして社員のモチベーションを高めることで成功する会社がもっともっと増えて、世の中のスタンダードになればいいのに、と思っています。
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2015年03月24日

ご相談者の方に対して感じる「ありがとう」

こんにちは。ワークイズ代表の桑原 祐介です。


先日、ある方からご相談をいただきました。

キャリアに関するご相談ではありませんでしたが、約4時間のほとんどの時間、その方は泣いていました。

それほどつらかったのだろうと思います。


その方は、普段一緒に遊びに行ったり、よく電話でしゃべったりするような距離の方ではありませんでした。だから、「相談があります」と連絡を下さるまでに、相当な迷いがあったことと思います。何度も何度も、話そうか、やめようか、こんなことを話したら迷惑になるのではないか、やはり自分で解決すべきか、等々……

でも、その方は決心して、メッセージをくださいました。

そして、一緒に出口を探しながら、少なくとも「道」は見えたと思っています。


4時間は長いと感じるかもしれませんが、本当に悩んでいる人にとってはあっという間の時間です。
それだけ、心にたまってしまった思いもたくさんあったことでしょう。
相談者の方は、「ありがとう」と何度もおっしゃてくださいました。
でも、相談を受ける僕も、気持ちは「ありがとう」なんです。
自分を頼りにしてくれたことはもちろん、いろいろな迷いの中、勇気を出して、相談の声をあげてくれたことにも「ありがとう」と感じます。「よくご相談に来てくださいました」と、心から思うのです。

そして、ご相談者の方が笑顔になってくれたことも「ありがとう」なんです。「うれしい」の方が近いのかもしれませんが、言葉になると、なぜか出てくるのは「ありがとう」。どうしてなんでしょうね。

いつもありがとう!

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2015年01月13日

努力

こんにちは。ワークイズ代表の桑原祐介です。


突然ですが……
努力しないと、その先の楽しみは得られないような気がします。


スポーツで優勝する人も、何かで賞をもらう人も、もちろん誰も褒めてくれなくても自分が納得いくまで何かを成し遂げた人も、努力をしているはずです。


ゲームは難しいからこそ、攻略のしがいがあるのだと思います。
弱い敵ばかりしか出てこない、なんのひねりもないゲームは、きっとつまらないだろうから。
トランプやマージャンだってそうですよね?
作るのが難しい役があったり、相手の手が読めないからこそ、楽しいはず。
どんな手でもすぐ作れたり、相手の手が見えてしまったら、楽しくないですよね。


努力し続ければ、つらいことに立ち向かわなくてはならない場面も多々あると思います。
たいしたトレーニングもせずに、スポーツでトップには立てないように、多少自分に負荷をかけなければ、その後の「栄光」はありません。
「その先」が見えていれば、努力もまた楽しいものになる、そんなことさえ起こりうると思っています。


いつごろからでしょうか。
「嫌ならやめればいい」「つらいことを無理にやらなくていい」といわれるようになったのは。
嫌なことも、つらいことも、人生において意味があるような気がします。
全部避け続けた結果、何かが足りない大人になってしまうような、そんな気がしてならないのです。


「勉強が大好き」という子供は少数派だと思います。
むしろ嫌いな子のほうが多いのでは?
でも、勉強が嫌いでもいい。好きにならなくてもいい。やっておいたほうがあとあとプラスになること、多いと思います。


「仕事が楽しい」という若い人も、勉強好きな子供よりは多いかもしれませんが、やはり少数派かもしれません。
できれば休みが多いほうがいい、という若者も多いのではないでしょうか。
でも、仕事が楽しくなくてもいい。楽しくならなくてもいい。それでも、やっておいたほうがあとあとプラスになること、多いと思うのです。


きっと、その努力があとで自分を助けてくれます。
自分の「生きる力」「生き抜く筋力」を鍛えてくれるような気がするのです。
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2015年01月06日

鬱になりそうな朝に

おはようございます。ワークイズ代表の桑原祐介です。


今朝はなかなか布団から出られませんでした。
正月休みで心身ともになまってしまったんですね。
4日、5日はどうにか起きましたが、仕事3日目の今朝、心身のうち、どちらかといえば「心」の方が言うことをきかず、いつもより10分ほど長く布団にもぐっていました。


 
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こう見えて、悩むこともありますし、つらいと思うこともあります。
(「こう見えて」と書いたのは、よく「悩みなんてないでしょ?」とか「困っても全部自分で解決できちゃうんでしょ?」なんて言われるからなのですが……正直、人様にはアドバイスを差し上げる立場でも、自分のこととなるとなかなかうまく運ばないことも多いのです)


「こういう気持ちが続くと鬱になるんだろうなぁ」と思いながら低空飛行でスタートした今日……
なかなか自分の気持ちを上げきれずにいたのですが、どうしても電話をしなければならないお客様はいらっしゃるわけです。
外行きの声で、がんばって電話!


そうしたら……
電話が終わったら、なぜか元気になっている自分がいました!


お客様は、普通に応対してくれただけでした。
でも、その「当たり前の応対」に「ありがたいなぁ」という思いを感じたんです。
自分のことを一人の人間として尊重してくれ、扱ってくれ、接してくれる。
「ありがたいなぁ」という思いが湧いてきたら、心の霧が晴れてしまいました♪


こうした気持ちになることは、これまでもたくさんありました。
会社勤めをしていた頃も、会社の廊下ですれ違う人たちから元気をもらったこと、たくさんあります。
それは単なるあいさつだったり、ちょっとした冗談だったり、はたまた、言葉すらない笑顔1つだったり。
もちろん、相手の方々はこちらの精神状態なんて知る由もありませんし、こちらも自分の気持ちがどうのこうのと口にすることは一切ないのですが。
もちろん、社外の方からも、たくさんいただいてきました。
ごくごく当たり前の応対でもうれしくなります。まして、やさしさなんて感じてしまったら、うっかり泣いてしまうかと思うほど。


人と接するって、ありがたいことですね。
お客様からいただけるものは、決してお仕事やお金だけではないのだと思います。
弱っている心を、どれほど元気付けてくれたことか。


皆様、ありがとうございます。
自分は生かされていますね。間違いなく。
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2015年01月04日

【僕がお役に立ちたいのはこんな方々です】本年もよろしくお願い申し上げます

新年おめでとうございます。ワークイズ代表の桑原祐介です。
本年もどうか、どうかよろしくお願い申し上げます。


世間より1日早く仕事を始めました。


年末年始、いろいろなことを考えていました。


改めて……
私がやりたいと思っているのは、就活〜定着までの過渡期の問題を解決することです。
これは、経営者から見れば、採用コストの削減であり、「人財育成」であり、組織作りでもあり、ひいては「事業計画」そのものに影響を与える問題でもあります。


また、人事担当者からの目線も経営者のそれに近いのではないかと思います。


そして、学生さんから見れば、就活を通じて社会を知ることができるかどうか、であり、また職業観や勤労観と向き合いながら、自分のやりたい仕事を見つけ、出会い、そこで成長できるかどうかであり、また、それらがうまくいかないことによる「壁」との対峙であり、心が折れそうな中、自分と戦っていくことでもあります。


そして、学校関係者からすれば、大切な学生たちの進路の問題であり、またドライに考えれば学校経営上、就職内定率が取りざたされるという面もあり、また保護者や学生、世間からキャリア教育が求められている中、それに対する対応という問題でもあるでしょう。


そして、これらどの立場においても、就活〜定着までの過渡期にある問題は深刻で、そしてどの立場からも決定的な解決策が出せていないように感じます。


そこに問題があるのなら、解決する必要はあるでしょうし、解決策や解決できる人が求められるのではないかと思っています。


困っている経営者、人事担当者、学生さん、学校関係者のみなさま……
そうした方々の力になりたいと思っています。
困り事を、解決して差し上げることができたら、と思っています。


自分が持っているものをすべて差し出すことで、できることがあります。
採用経験。
研修講師の経験。
営業活動(=現場)の経験(それもかなりヘヴィな)や、営業担当者を育成してきた経験。
キャリア・コンサルタントという立場。
入社後の社員からの相談に何年も向き合ってきた経験。
相談者が「話しやすい」と言ってくれる性格。
そして、自身が就活〜定着までの間に悩んできたという経験。


これら全部を持っていることが、自分の強みになるはず。


悩んでいる経営者や人事担当者がたくさんいると聞いています。
学生さんもたくさん、たくさん、泣くほど追い詰められて悩んでいます。
一生懸命がんばってくださっている学校関係者の方もたくさんいらっしゃいます。
入社後、悩んでいる若者たちもたくさんいるはずです。


これだけたくさんの困っている人たちを、全力で支えていきたいと思っています。
2015年が始まりました。改めて、今年もどうかよろしくお願い申し上げます。
posted by work-is at 15:58| Comment(0) | 日記