2014年12月15日

「非常識な人を説得するツール」を考えてみた

こんにちは。ワークイズ代表の桑原祐介です。


日曜日、名古屋に向かう電車の中で、大声で会話している人たちを見かけました。
ちなみに、もう60代を超えるであろう男女混成のパーティでした。
(若い人たちに「最近の年寄りはっ!」って叱られてしまいますね(笑)。そこまで言われなくても「どっちもどっちじゃん」って思われることでしょう……)


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うるさかったのですが、車両の端と端で離れていたため(それでもうるさいと思うほどだったんです)ヘッドフォンをして自分の耳をふさぐ、という選択をしたのですが……


もし注意していたらどうなっていたか?


決してその人たちは悪い人たちではありませんでした。
多分、注意したら謝ってくれただろうし、静かにしてくれたでしょう。


けれど、その後、内心では「そんなにうるさくしていたかねぇ」「言われるほど大きな声で話していたつもりはないんだけどなぁ」と思ったかもしれません。
もちろん「騒がしくしてやれ」と思っていたわけでもないでしょう……要するに、自分たちの行動が周囲にどう映っているのかがわかっていないだけなんだろうなぁ、と思ったんです。


そこでふと思いついたのが「非常識な人を説得するツール」。
今回みたいな「そんなつもりはないんだけどなぁ」という人から、「私は間違っていない。お前たちの方が非常識なのだ!」と逆切れする人にまで使えそうな「夢のツール」です!


ツールの仕組みはかんたんなものです。
ネットアンケートとTwitterみたいなものを連動させて、多くの人の考え方を数値化するというもの。
例えば「結婚は家と家がするものだ! 自由な恋愛なんて許さん!」というおじいちゃん、おばあちゃんが仮にいたとしたら、このツールで統計をとって、見せるんです。
「ほら、100人中99人が「そんなのおかしい」って言ってるじゃん!」と結果を見せて、「多勢に無勢」状態に持ち込むことで、相手に折れてもらったり、少なくとも「こちらが多数派」であることを証明するために使っていただけます。
2〜3分で結果が出るとかなり使えそうな気がします。


ただの思いつきなのでいろいろ破綻もあると思いますが……わからずやとか頑固な人とかを説得するにはいいんじゃないかなぁ。
キャリコンやっている人には「イラショナルビリーフ → ラショナルビリーフ変換ツール」なんていう切り口で、どうでしょうか?
……と、今日は冗談みたいなお話でした。
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2014年11月27日

「米・黒人少年射殺事件で白人警察官が不起訴に」の事件に思う

こんにちは。ワークイズ代表の桑原祐介です。


アメリカで丸腰の黒人少年が白人警察官に射殺された事件で、白人警察官が不起訴になった、というニュースがありました。


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ふと、ある曲の歌詞を思い出しました。
筋肉少女帯の「レティクル座妄想」というアルバムの最後を飾る「飼い犬が手を噛むので」という曲の歌詞です。


この歌は、「頭のいい少年少女は、くだらない人間を狩り立ててもよいという判決が下るところから始まります。
間違いなく、「駆り立てる」ではありません。
「狩猟」です。「狩り」です。


歌は「狩り」をあおるような歌詞で進んでいくのですが……
途中から、こんな歌詞になってエンディングとなります。


〜ここから引用〜

ただし! 狩りに行く前に、自分は頭がいいという証拠を提示してください
君たちが、まわりのくだらない人たちとは自分は違う、というのならば、
その証拠を見せてください。

証拠なき者は、犬人間とみなし、狩られる側にまわってもらいます。
君たちが、くだらないかそうでないかを決める、すてきな審査員のみなさんをご紹介します。

ルイス・キャロル
アリス・リデル
フーディーニ
バーニー・ヒル
トーマス・F・マンテル
ライヒ
ケネス・アーノルド
フェデリコ・フェリーニ
マリリン・モンロー
マーク・ボラン
ジム・モリソン
カスパー・ハウザー
江戸川乱歩
エルビス
ザッパ
ツタンカーメン
コナン・ドイル
芥川龍之介
そして、風船おじさん
以上、順不同、敬称略でございます。

え〜、飼い犬が手を噛むので、私、ここで帰ります。

ははは、ダメなヤツはダメなんだ!
おまけの人生に向かってGO! GO! GO!
ダメなヤツはダメだよ〜

〜ここまで引用〜


……で、白人と黒人は、どっちが「くだらない人」だったんでしたっけ?

根深い問題、染み付いた嫌悪感……簡単にはぬぐえないものもあるのだと思います。
でも、だからといって「仕方ない」で終わらせたくないと思うんです。


だって。
日本ではこんな風に銃で撃たれることはないけれど。
でも、「言葉の銃」で人を撃つ人は、たくさんいるんじゃないかな?
そして、撃たれた人も、たくさん。
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2014年11月10日

Shizuoka.20z定例会にて

こんにちは! ワークイズ代表の桑原祐介です。


11/9(日)に、Shizuoka.20z定例会にて「相手を思う」という内容でお話をさせていただきました。


内容としては、主観と客観の一致のさせ方や、相手の立場に立つこと、認識の仕方ひとつでいさかいが避けられることや、人それぞれこんなにも志向が違うのだということなどが伝わる内容でまとめさせていただきました。
同僚や上司とわかりあえなかったり、社会が要求していることを理解できなかったりすると、それだけで仕事はもちろん、生きていくことすら苦痛になることさえあります。
もちろん、家族や友達、親しい間柄の関係も、わかりあえなければ孤独を感じることになってしまいます。


若い人たちがつまづきがちなところに、ヒントをお渡しできたのならうれしいなぁ、と思っています。
こうやって、何かの、誰かの、力になれたら幸いです。
こうした機会をいただけて、本当に感謝しています。
Shizuoka.20zの皆様、ありがとうございました!
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2014年10月22日

キャリア教育は中学生にも必要!

こんにちは。ワークイズ代表の桑原祐介です。


今日は、県内のとある中学校で、キャリア教育の講師をしてきました。
2コマ通しだったので、100分間!
簡単に言うと「好きなこと、得意なことと仕事を結びつける」という内容です。


「サッカーが好きだからサッカー選手」
「ゲームが好きだからゲームの開発者」
ではなく、サッカーが好きな人は指導者や用具メーカー、スタジアムや球団職員、Jリーグなどのグッズ開発や学校の先生になって中学や高校の部活動を率いるなど、いろいろな仕事がありますし、ゲームが好きな人だって、プログラムを書く人、ゲームシナリオを書く人、キャラクターデザインをする人、販売戦略を練る人など、いろいろな仕事がありますので、そういう視点で好きなことと仕事を結びつけるという練習をする場となりました。


高校生、大学生になって、いきなり就職と言われても、すぐにやりたい仕事が見つかるわけではありません。
もちろん中学生の段階で「これ!」と1つに絞る必要はありませんから、少しずつ、仕事という見方を通して世間を見てもらえたらよいのかな、と考えています。


若い人たちが幸せだったらいいな、と思っています。
やりがいのある仕事に就ける人が増えたらいいですね!
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2014年09月26日

クマちゃんのお菓子が「痛たたたっ!」

こんにちは。ワークイズ代表の桑原祐介です。


ウチの子供がまだ3歳くらいの頃……
クマのかたちのお菓子を食べたときのことです。


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「クマちゃんに『ゴメンね』して食べるんだよ」
そう、冗談を言って子供にお菓子を渡しました。


そして、子供が「ぱくっ!」っといったときに、やはり冗談で、


「痛たたたっ!」


と言ってみると……
子供って、やっぱり反応するんですよね(笑)
「あっ!」って顔をして、口からお菓子を出して……
そして、泣きそうな顔をして、こっちを見るんです。
お菓子を食べたい気持ち、そして、本当に痛かったのかなぁと思う気持ち……


よその子でも、同じような反応をするんじゃないかなぁ……
(そういう反応をしなくなる年齢が何歳なのかは、その子によって違うと思いますが)


人間って、本質的にはやさしんだろうなぁ、って思います。
どこをどう間違って、人の痛みがわからない人が出てきちゃうんだろう……
子供は、生まれながらにしてやさしいのではないか、と思います。
だって、お菓子のクマちゃんの痛みだって感じることができるのだから。
posted by work-is at 21:29| Comment(0) | 日記