2014年12月16日

出会いの限界〜それでも幸せになれるはず

こんにちは。ワークイズ代表の桑原祐介です。


例えば、1年付き合った後、結婚すると決めた相手がいるとしましょう。


1年間で、コンスタントに2週間に一度会っていたとしても……
会えた回数はたったの26回です。
でも、そのくらい会うと、結構わかりあえた気になってしまいますよね。


結婚するまでに何人の方とお付き合いするのかは、人によって違うでしょう。
けれど、たかだか何百人、何千人程度の異性と出会い、その中の数人〜十数人(数十人?)と付き合って結婚する方が大半ではないでしょうか。でも世の中の半分は異性なわけで、そのうち数人とのお付き合いで生涯の伴侶を決めてしまう……もしかしたら、付き合えなかった、出会えなかった人たちの中に、赤い糸で結ばれた人がいたかもしれないのに。


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でも、人はそれで幸せになれます。
なれない人もいるけれど、なれる人もたくさんいます。
「世界で唯一、この人」に出会うことができます。
それは……出会ってから過ごした時間が、その人を「世界で唯一、この人」に変えるからなのではないでしょうか。
他にどんなにステキな人が出てきても、その人は、大切な人と過ごした時間を持っているわけではありません。笑ったことも、泣いたことも、たくさんの思い出も、作り上げてきた関係も、その人はすべてを持ち合わせていないのです。


人は、出会える範囲で幸せになれるのかもしれません。


仕事になぞらえて考えると……
世の中の会社すべてを見ることはできませんし、世の中の仕事すべてを試してみて、自分に一番合ったものを見つけることもできません。
出会った仕事が縁、と思えば、その仕事に打ち込むことでそれが天職になるものなのかもしれません。


「自分に合った仕事がわからない」という方へ。
一度、全力でがんばってみては? と思うのです。
そして、26回会っただけで結婚を決めるのと同様、すべてを知る前にその仕事に就いても、幸せになれないわけではありません。


と、こんなことを書いていたら全然違うことを考えてしまいました。
親と離れて暮らす方へ……
自分(40歳)、親(70歳)という親子を仮定して、年に1回帰省して、親が90歳まで生きてくれたとしたら……


そうか、あと20回しか会えないのか……
怖いなぁ。親孝行しなくては。
posted by work-is at 22:34| Comment(0) | 就活

2014年11月20日

自分の可能性

こんにちは。ワークイズ代表の桑原祐介です。


学生さんの就職相談を受けていると、「自分にできそうな仕事」「自分がやれそうな範囲の仕事」に絞って仕事探しをしているのではないか、と感じることがあります。


「大学では××の勉強をしてきたので」とか、「○○の資格を持っているからそれを生かして」とか。


正直、大学で学んだ分野と就職がピッタリ一致する人なんて、1%もいないのではないでしょうか。
そして、ピッタリ一致した人がいたとしても、大学で学んだ量の何倍も、何十倍も、その周辺領域や実務を学ばなくては仕事になりません。


資格だって、やりたいことがあるから資格をとるのではないでしょうか?
今ある資格を基点に仕事を考えていくのは、ちょっと発想がずれているような気がします。


新卒社員に期待しているのは「伸び代」です。
どのみちたくさんのことを勉強しなくてはなりません。もしかしたら、学校で勉強した量とは比べ物にならないくらいたくさんのことを学ばなくてはならないかもしれません。
向学心旺盛で、何でも吸収してくれる、そんな伸び代のある社員が求められますし、反対に、そういう社員でなければ伸びていきません(当たり前ですね。伸び代がなければ伸びようがありませんので)。


だから、やりたいことがあればどんどんやってみていいと思うんです。
新卒の就活だけなんですよ。未経験でも採用してもらえるのは。一から教えてもらえるのは。
どのみちどの仕事も大変です。同じ大変なら、やってみたい、やりたい、そんな思いを持てる仕事に飛び込んでほしいなぁと思うのです。
posted by work-is at 22:39| Comment(0) | 就活

2014年10月21日

ソフトウェアアップデート

こんにちは。ワークイズ代表の桑原祐介です。


パソコンを使っていると、時にソフトウェアのアップデートを要求されることがありますよね?


で、アップデートを進めていくと……


「はい。○×△をデフォルトのブラウザに設定します」
「はい。□&%をインストールします」


なんていう、最初からチェックボックスにチェックが入っているメッセージが出てくることがよくあります。


こんなの、同意でも何でもないと思うんですが……むしろ、「罠」ですよねぇ?
これが通るのなら、僕もそのソフト会社さんに「罠」を仕掛けますよ!


「はい。1000万円を支払うことに同意します」
「はい。30年間、毎月50万円を振り込むことに同意します」


なんて感じで(笑)


チェックボックスに最初からチェックが入っていたら、確かにチェックを外し忘れる人がたくさんいることでしょう。
そうしたら、○×△なるブラウザソフトも□&%なるソフトも、たくさんインストールされることでしょう。


でも、それって本当にユーザーが喜ぶことなんでしょうか。
むしろ、嫌われようとしているとしか思えないんです。
アンチを増やす行為でしかないような気がするんです。


商売の基本を忘れた商売は、どこへ向かうんでしょうか。


営業を志望する学生のみなさん!!
営業とは、売りつける仕事ではありませんよ。
営業とは、買ってくださるお客様を探す仕事です。
困っているお客様を、自分が扱う商品と自分の努力によってお助けする仕事です。
ノルマに届きそうになかったら、どうすればいいか?
言葉巧みに売りつけることに腐心するのではなく、買ってくださるお客様を探すことに腐心すればいいのだと思います。


営業にネガティブなイメージを持っている若い人たちがいるようです。
考え方を変えてみると、楽になると思います。
誰かのためになる仕事をしているんですよ♪
posted by work-is at 20:13| Comment(0) | 就活

2014年10月20日

就職支援した方のご就職が決まりました!

こんにちは。ワークイズ代表の桑原祐介です。
つい先日に就職支援をしたばかり、という方のご就職が早速決まったとのことで、情報が入ってきました。
こういうお話は何度聞いてもうれしいものです。
しかも、面談をしてから2Wもしないうちに決まり、さらにその後ももう1社から連絡が入ったとのこと。
うれしさも倍増です!


この方は再就職ご希望で、営業職を志望されていました。
お話をしてみると、ご本人は対人志向で、人とのかかわりが好きだということでした。
ところが、人柄としてはどちらかというと控えめで、決してペラペラとよく喋るほうではありません。
話すばかりがコミュニケーションではないのですが、こういう方はどうしても面接でのアピールが難しくなります。
特に営業志望だと、明るくて元気はつらつ! なイメージが好まれがちです。


ところが、ご友人との関係を聞いてみると、そこでは聞き役に回ることが多いとのこと。
それならば、それをアピールしてはどうかと方針を定めました。
話していて、こちらの話を勘違いするところもなく、きちんと理解もしている様子です。
決して営業としてのコミュニケーション能力が不足しているわけではない。むしろ、ただ元気がよくてよく喋る割に相手の話を聞かない(理解できない)人のほうがずっと困る。となれば……


「営業におけるコミュニケーションは、決して話す能力ではない。お客様の話を聞き、ご要望を正確に捉え、適切な対応をすることではないか?」


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ということで、最初から「私は決してよく喋るほうではありません。しかし、私はお客様の話を聞き、ご要望を正確に捉えることができます」というアピールでいこうと決め、応募書類もそのようにまとめていきました。
もちろんそれだけが奏功したわけではなく、ご本人のがんばりが一番効いたところなのですが、見事採用となることができました。


こんな風にお手伝いができたら最高ですね!
お困りの方、お声をかけてくださいね!
お待ちしています。
posted by work-is at 23:06| Comment(0) | 就活

2014年09月19日

大手といえども安心はできない時代

こんにちは。ワークイズ代表の桑原祐介です。


ソニーさんがスマホ事業でリストラをするというニュースがありましたね。
事業全体の15%にあたる1000人を削減するのだとか。


大手といえども安心はできない時代であることを、改めて思い知らされるニュースです。
大手に行ったところで、会社は潰れないかもしれないけれど、自分の居場所があるということとイコールではない……
となると、大手だろうが中小だろうが、実はリスクと言う点ではそんなに違いはない、ということになるのでしょう。


では、どちらもリスクならば、我々個人はどうしたらいいのか?


それはやはり、エンプロイアビリティを高めるということに尽きるのだと思います。
エンプロイアビリティ=「雇用され得る能力」と訳されますが、「雇用され得る能力」が高いということは、自らの専門分野で高いアウトプットが出せるのはもちろんのこと、より多くの業界・職種で仕事がこなせるということであり、「いろいろな経験がある」「適応力も高い」「どんな集団においても力を発揮できる」「人を選ばない」ということにもつながります。


だから、これからの個人は自分を磨かなくてはならないのだと……
「結局自分」なのだと。
自分で自分の身を守るしかないのだと。


会社がつぶれたり、自分の部署がなくなったり、自分がリストラ候補になったり……そういうことが珍しくない時代です。
だからこそ、会社がつぶれても、自分の部署がなくなっても、自分がリストラされても、どんな状況になっても自分で何かをつかみ取れるだけのものを身につけ、自分自身で何かをつかみ取るのだという意識を持ち、人のせいにはせず、自分を高めていこうとすることが求められているのだと思います。


若い人たちへ。
大変な時代だけれど……だからこそ、自分の仕事を真剣に考えて、どこへ行っても生きていけるだけのものを、1つでも多く身につけてくださいね。
お手伝いできることがあれば、お手伝いさせていただきたいと思います。
posted by work-is at 21:16| Comment(0) | 就活