2016年02月05日

とあるマクドにて

とあるマクドで仕事をしているのですが……


カウンターで待たされること数分。
一向に誰も出てきません。
注文するまでにずいぶん放置されておりました。


キッチンでは2人の男性が忙しそうに、一瞬も手を止めることなく働いていました。
その他に、ドライブスルーの注文を受けながら動いている主婦くらいの年齢の女性が1人、そして、もう1人の女性(こちらも主婦層のようです)もあちこち動きながら商品の準備をしていました。


これで店員さんを責めたらかわいそうだなぁと思いました。
確かに愛想も良くなかったですよ。でも、決してサボっているわけではなく動き回っている姿を見て、憔悴しない方がおかしいかなぁ、と僕は思うんです。


ひどいよ、マクド。残念です。
別に待たされても怒ったりはしないけれど。
でも、従業員もお客も幸せになれない商売って、それならいったい誰の方を向いているんだろう?
復活に必要なのはエグチやハムタスや長い名前のバーガーじゃないんだけどなぁ。
あんなに一生懸命働いているのに追いつかない人員配置なんて。
涙が出てきます。
posted by work-is at 21:46| Comment(0) | 仕事全般

2015年12月30日

見られています。食事のマナー

ちょっと遅めのお昼ご飯にて……


どこにでもある定食屋さん。
「どうも」「ごちそうさまっ」と一声かけて席を立つ人と、黙って会計して出て行く人の2種類がいます。ふと、近くで食べていた人が黙って会計をしているのを見てその人がいたテーブルを見ると、先入観のせいもあるのか、なんだか食べ散らかしたような印象……


会社員時代に新入社員研修をしていた頃、初日のお昼ご飯に、いつも注目していました。


他の社員もいる社員食堂で大騒ぎしていないか?
お茶碗にご飯粒は残っていないか?
テーブルを汚したら拭いているか?
使った椅子はちゃんと机の下に入れて立ち去っているか?


やっぱりこうしたことができない新入社員もいないわけではありません。周りの目を意識できるか、常識ある行動ができるか、人の気持ちがわかるかどうかは、職場やお客様とのコミュニケーションや仕事上の気配り、報連相のタイミングなどにそのまま表れます。
(もちろん、その場か午後の研修のしょっぱなに伝えます)


先日忘年会で、50代の方が、お箸の持ち方について語ってくれました。
「いいかい、子供にはちゃんと箸の持ち方を教えるんだよ。子供が50代、60代になって、会社の若い人たちから「箸もちゃんと持てないのか」と思われたらどうだい? 箸の持ち方を教えるのは親の愛情なんだよ」と。


食事の場面って、やっぱりみんな見ているんですね。
僕の愛する若いみなさんに、伝えたくて。
posted by work-is at 14:00| Comment(0) | 仕事全般

2015年10月20日

人口流出県、静岡の進むべき方向を提案!

僕が新卒で入社した会社は、とにかく効率的で、利益率が高い会社でした。入社時研修のとき、「当社の競合はA社だが、当社はA社の1/8の人数で同じ金額の利益を上げている」と教えられ、誇らしく思ったものです。


あれから21年が経ちました。
かの会社にも、もちろんいいところだけでなく直さなくてはならないところがあることも知りました。けれど、やり方によっては他社の8倍まで利益を上げることができるのだという事実とその手法は、僕の仕事のスタイルに大きな影響を与えています。もし、かの会社まで徹底せず、もう少しバランスを保ったとしても、他社の2倍、3倍の利益を上げることは不可能ではない、と信じています。


日本の人口は減っています。
静岡県も、人口流出県といわれています。
それを解消するためには、死ぬほどの残業をしなくとも生活するのに十分な収入を得ることが不可欠だと考えます。


そして、そのヒントが、かの会社の仕事のやり方には隠されていると思っています。


静岡県がもし、「利益を確保しつつ企業の残業をゼロにする」政策を打ち出したら、すぐに人口流入県になるはずです。
「そんなことできない」と言い出せば、そこで終わりです。やり方はきっとあります。未来工業さんみたいに、140日の年間休日と残業ゼロでもやれる会社があるのですから。

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2015年07月09日

耐える機会が少なかった?

こんにちは。ワークイズ代表の桑原 祐介です。

僕が今、仕事で使っているPCは、ノートPCなのにHDDが2台積んであります。
正確にいうと、片方はSSDなのですが。


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SSDはやっぱり速いです。Win7が20秒で立ち上がってくれます。
これに慣れると、HDDから起動するPCにイライラしてしまうのですが……

ふと、今の若い人たちが「精神的に弱い」ということも、こうしたことの積み重ねによってできた面があるのではないか、と思いました。
万事にわたって便利になったことで、人はガマンする場面も減りました。もしかしたら、世の中が快適になり過ぎたために、若い人たちから「ガマンする」「耐える」という機会を奪ってしまったのではないかと思うのです。
その結果、会社をすぐに辞めてしまったり、仕事で追い詰められると無断欠勤して逃げ出したりする人が出てきてしまったのだと。

江戸時代にはみんな歩いて江戸まで行きましたが、車も新幹線もある今、東京まで歩く根性がある人は稀でしょう。
便利になる、ということは、そういうもののような気がするのです。

だからといって、精神的に弱いままではいろいろ不都合もあります。自立するまで、少しだけ「支え」が必要で、そしてその「支え」は一時的なものであることを、支える側も、支えられる側も意識することが必要なのだと考えています。

耐える経験が少なかったのでは、耐える術もわからないはず。
そのまま野に放ったら、酷な気がするのです。
posted by work-is at 21:14| Comment(0) | 仕事全般

2015年07月08日

出る杭を打つのは誰なのか?

こんにちは。ワークイズ代表の桑原 祐介です。


「お金を掛けて研修したのに、なかなか学んだことが定着しない」という声をよく耳にします。
定着しない理由はその組織ごとにいろいろあるのですが……

 
1つ挙げられるのは、社内で「定着させよう」という意識が希薄なケースでしょう。
たとえば「出る杭は打たれる」風土を変えなければ、研修で学んだことを発揮するのはかなりの勇気が必要になるでしょう。そうした風土を放置したままで「研修の効果が出てこない」のは、当たり前といえば当たり前なのです。

 
研修で学んだことを定着させ、発揮できるようにするためには、会社の風土を変えなければならないことが間々あります。
たとえば「出る杭は打たれる」風土なのであれば、誰が杭を打ってしまうのかによっても処方箋が変わってきます。組織の成長を阻害する要因を見つけ出し、それを変えていくことで、まじめに向上しようとする社員さんたちが評価される組織にしていく、そんなお手伝いをしたいと思っています。
posted by work-is at 20:59| Comment(0) | 仕事全般