こんにちは。ワークイズ代表の桑原祐介です。
昨日の続きです。
昨日のブログでは「従業員は二択を迫られます」と書きました。
でも、実際にはもう1つ、選択肢があると思っています。
それは「スーパーマンになる」ことです。
「同僚や職場や会社やお客様のためを思って+αの仕事をしても疲弊しない」
それができれば問題は解決します。
スーパーマンと書きましたが、実際にはそんなに高いレベルでなくても大丈夫です。
2:6:2の法則でいう、上位2割に入れば可能性は十分あると思います。
私が新卒の頃……
同僚や職場や会社やお客様のためを思うなどという余裕は、私にはこれっぽっちもありませんでした。
自分のことさえ満足にできないまま、3年もの間、一方的にご迷惑を掛け続けてきました。
(3年後からは少しずつ恩返しができたと思っていますが、それでもしばらくの間は、返す恩よりもいただく恩の方がはるかに大きかったです)
死にそうなほどの仕事量。
こんなにできるわけがない。何かが間違っているに違いない。そう思っていました。
そんなある日、私はふと、営業所長のことに思いが巡ったんです。
営業所の所長は、私よりもずっと高い営業目標を持っていました。
そして、それを達成し、なおかつ営業所の管理や部下指導もしていました。
それなのに、極端に残業が多いわけではありませんでした。
ともすれば、何の仕事もできない私の方が遅く帰ることも多々あるほど。
一営業としての仕事だけなのに「こんなにできるわけがない」「何かが間違っているに違いない」と思っていましたが、それは間違いだと気づかされたのです。
現に、所長は一営業としての仕事だけでなく、それ以上の仕事をこなしているのですから。否定のしようもありませんでした。
一営業の仕事だけなら、できないはずはない。
それどころか、所長業務を兼務できるだけの時間的余裕が作れるはず。
そうして生み出された時間を、所長は所長業務に充てます。
所長でない私は、何に使えばよいのか?
私が目指したかったのは「スーパーマン」でした。
誰よりも早く仕事を終えること。
そのやり方を、死にそうな思いをしながら働いている同僚に伝えること。
死にそうな思いをしながら働いている同僚に代わって、担当のいない「境界領域」の仕事を自分が引き受けること。
すべてをやりきっても、同僚と同等の時間で勤務を終えること。
それを、自分に課そうと思いました。
それが果たせたかどうかは、わかりません。
けれど、そこを一心に目指そうとしていたのは、本当でした。
続きはまた明日以降に書こうと思います。